中国で銀行口座を作る手順と必要なもの

深セン

麦田国際教育の熊添です。

決済の電子化が進む中国で生活するのに「銀行口座」を作ることは必要不可欠です。

それで今日は口座開設の方法と必要な資料についてご紹介します。

なお深セン市内の大手銀行のフロント係はたいてい英語が通じますが、東莞市の場合は通じない可能性もあります。それで中国語でなんと言えばよいかもご紹介します。話せなくても漢字で書いてみせれば通じますのでご安心ください。

銀行口座の作成に必要な資料

パスポートと中国の電話が必要です。

持参するものは「パスポート」と「中国で使える携帯電話」の2つだけです。

しかし「パスポート」と「中国で使える携帯電話」を持ってさえいれば銀行口座が作れるというわけではありません。

パスポートさえあれば日本人の場合、ビザなしで中国に入国でき15日間の滞在が許されます。

また携帯電話のカードは電話屋さんにいけば、パスポートを提示するだけで発行可能です。

こうなると、旅行者でも半日もあれば銀行口座を開設できるように思えます。

たしかに2017年まではそうでした。

2018年以降「居留許可」が必要です。

銀行で確認したところ、ビザなしでの入国、またはMビザでの入国の場合、銀行口座を作ることはできないそうです。

それでZビザ・配偶者ビザ・学生ビザで中国へ入国した後、居留許可を申請したうえで銀行へ行くことをおすすめします。

しかしZビザやX1、X2ビザなどで銀行口座を作れる場合もあります。実は居留許可申請をおこなっている間、パスポートは公安局に預けることになります。その間はなにもできなくなりますので、ダメ元でまず銀行に行き口座を作りたいと言うべきだろうと思います。

ただビザなしで口座を作れたという人もまれに聞きます。

ある銀行の窓口で断られたので、隣にある別の銀行へ行くとあっさりと作れたとか、ビザがなくても必要な理由を話したら作ってくれたという人もいます。

こればっかりは試してみなければわかりません。

確実に銀行口座を作りたい場合に必要な資料

  • パスポート
  • 中国の携帯電話番号
  • ビザ(Zビザ・X1.X2ビザ・配偶者ビザ)もしくは「中国 居留許可証」
  • 納税番号(マイナンバー・パスポート番号)

この納税番号ですが、中国人の場合は身分証の番号を使います。それで日本人の場合はマイナンバーとなるのですが、マイナンバーがわからない場合はパスポート番号で代用できます。

Mビザでの申請は、深セン市内では中国銀行、工商銀行ともにできませんでした。招商銀行で口座を作ろうとした場合、居留許可証を持っているかとすぐ聞かれましたので、やはりMビザでの申請は難しいと思われます。

銀行口座を作る手順

資料を全部そろえます。

必要なのは「パスポート」と「電話番号」です。

電話はなければ現地で購入できます。スマホである必要はありません。SIMフリーのスマホがなければ、電話屋さんで最も安いやつを買いましょう。おそらく150-300元で購入できます。

请给我最便宜的手机

このように言えば通じます。発音に自信がない場合は紙に書いて店員に見せましょう。

銀行へ行きます。支店などは関係ありません。

深センの場合、地下鉄の駅にかならず中国銀行のATMがあるので中国銀行が便利のような気もしますが、いまは電子決済が主流なので空いている銀行を選べばいいと思います。

中国銀行と工商銀行、そして招商銀行で口座を作りましたが、招商銀行が最も親切で、スマホのアプリも使いやすいように思います。

一番おすすめなのは空いている銀行です。1時間くらいは普通に待たされます。

我要开户(銀行口座を作りたいのですが・・・)

と言いましょう。

すると書類を渡されます。書き方がわからなければ担当者が助けてくれます。

書類の書き方に関して

名前の欄はローマ字でパスポート通りに記入します。

住所はホテルでもかまいません。

電話番号は中国の電話番号を書きます。

就労ビザを持っている場合は、勤め先を聞かれます。また仕事の内容を聞かれますので答えます。日本語教師なら「日语教师」となりますね。

納税番号を聞かれたらマイナンバーかパスポート番号を答えましょう。

スマホアプリが使えるように申し込みしましょう

そして大事なこととして「手机银行」の開設を一緒に済ませましょう。

これをしておけば、振り込みや残高照会などすべて携帯でできるようになります。

書類とパスポートを渡せば終わりです。

6桁の暗証番号を設定するように求められますが、手元にあるテンキーで入力し「確認」ボタンを押せば決定です。

電子決済大国「中国」で口座がないと生活できません。

すべての支払いが携帯電話で完了する世界

この半年の間、現金を使ったのは1回だけです。それはバスに乗ったときに携帯電話が使えなくなり、財布にあった現金で2元を支払いました。

それ以外のすべての買い物はすべて携帯電話で支払いました。

屋台で蒸しパンを買うときも、コンビニで水を買うときも、高級なレストランで数千元の支払いを行うときもすべて電子決済です。

友だちとの食事で割り勘のときも、自分の分は携帯電話で送金します。

こんな具合ですから、銀行口座をもたない暮らしはここでは考えられません。

というわけで、中国で暮らすのに必須の口座開設に関する情報がみなさんのお役に立つのならうれしいです。

記事に関してのご質問などありましたら、問い合わせフォームよりご連絡ください。

麦田国際教育の熊添でした。

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